伝統を引き継ぐ左官職人集団

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左官・プロダクトに関する情報からイベントレポートなど
蒼築舎のさまざまな情報をお届けします。

  • 2019年11月25日

    SHARED LANGUAGES_SARDEGNA

      

    2019年11月18日~23日の期間、
    カリアリ大学のプレゼンテーション、ワークショップに講師で参加しました。

    地域の素材を使い一から作り上げるという大切さについて、写真を見てもらい
    プレゼンを行いました。

    プレゼンを終えた後、松木親方が講師となり3日間授業を行いました。


    (上記写真は準備の様子)

    授業では竹小舞(竹は無いのでKannaという植物を使用)を教え、荒壁を製作しました。

      



      

    材料作りから完成まで、参加いただいた方たちとともに土を感じ、
    学ぶことができました。

  • 2019年11月25日

    THE ART OF INTERIOR DESIGN



    2019年11月14日~17日の期間、イタリアサルデーニャにある スオルテドゥソにて
    松木親方がワークショップの講師として参加しました。

    自然あふれる場所でのワークショップは空気もよくとても心地よいです。

    ワークショップでは、宿泊先のビーチに打ち上げられていた海藻の繊維体(ポセドニア)を使用しました。

      

    裏山の土を篩い、ポセドニアと合わせ土壁の材料を製作しました。



      

    自然にあるものを使用し、造り上げ、また土に還っていく…
    左官だからこそ活かせる土の技術、土の可能性はどんどん大きくなりますね。




    ワークショップ参加者はイタリア サルデーニャの方々が3人ほど、
    スペイン、ドイツ、リストニア、ガンビア(アフリカ)、ザンビア、オーストリア
    イタリア各地から集まりました。



    輪を広げ、つなげていく力も土は持っているのかもしれません。

    今後も土がつなげる力を大切にしていきます!

  • 2019年11月14日

    SHARED LANGUAGES_SARDEGNA@2019.11.18-23



    2019年11月18日~23日の期間、
    カリアリ大学のワークショップに講師で参加します。

    土の材質についての講演や実技等行います。
    土のちから・素晴らしさを、たくさんの方に知っていただけるよう発信します。
     

  • 2019年11月14日

    THE ART OF INTERIOR DESIGN@2019.11.14-17



    イタリアサルデーニャにある スオルテドゥソにて

    2019年11月14日~17日の期間、松木親方がワークショップの講師として参加します。



    土や漆喰の性質や施工技法などワークショップ参加者とともに学びます。

    実際に自然素材に触れることでたくさんの発見があるこの機会、大切にしたいと思います。

    イベント期間:2019年11月14日~17日

    場所: Azienda Agricola Marius、Su Orteduso / vicino il vecchio cimentero、
       09040 Castiadas、Italy / Sardinia

    URL: https://orteduso.com/

     

  • 2019年03月11日

    TERRA MIGAKI DESIGN 2019

    2019年4月9日~14日の期間、イタリア ミラノにあるChie Art Galleryにて
    【LOAM2】を開催致します!


    (上記写真は前回行われた個展LOAMの展示)

    今回、陶芸作家の「Ryo Fukada」さんと共同開催をし土の魅力をイタリアより発信いたします。


    せとやき作家 深田 涼
    愛知県瀬戸市出身。2010年瀬戸窯業高等学校専攻科陶芸コース卒業。
    "テーブルというキャンバス"をモットーに、明るい色が特徴で料理をする人が絵を描くように
    楽しめる絵具のような器をデザイン・制作。
    また、ガラスと陶器を組み合わせたアクセサリーブランド"Geysir"も立ち上げる。
    やきものが作る色と質感が好きで研究する日々。使う人が幸せになる物作りを目指す。
    <陶歴>
    -学校 
    2008-2010年 瀬戸窯業高校専攻科陶芸コース 
    -個展
    2013年 Jewelry shop HASUNA 『地球からの贈り物』in 名古屋
    2017年 名古屋高島屋『Japan  quality』  in 名古屋
    八事興正寺竹翠亭『初雪茶会』 in 名古屋
    2018年 OCA Center in CA, USA
    -グループ展 
    2013年 愛知芸術文化センター『淘ぐ』in 名古屋
    2016年 Gallery コトモノミチat Tokyo in 東京
    2017年 新宿伊勢丹『豆豆椀椀展』 in 東京
         京都伊勢丹 『春を飾る器』in 京都
    2018年 Gallery 三宝 in 景徳鎮、中国
    2019年 新宿伊勢丹『春めく季節の器展』 in 東京

    深田涼 on Strikingly




    土のコラボレーション。
    土への可能性がさらに広がる作品たちが展示されます。

    4月12日、13日にはミラノ フランチェスコメッシーナ美術館にて
    Terra Migaki Design 土壁ワークショップを行います。

    Terra Migaki Design 2019

  • 2018年04月13日

    FUORISALONE 2018 TERRA MIGAKI DESIGN 土磨きデザイン




    イタリアミラノにてTMDのイベントが始まりました!
    TMDとは・・・土磨きのコンテスト「テッラ・ミガキデザイン(Terra Migaki Design)」です。
    対象は土をメインとする磨きを使ったインテリアやプロダクトです。

    4月13日から土のデザインコンペと、展示会が開催され、
    4月14・15日には土を使ったワークショップが行われます。



    4月20日には13日に行われたコンクールの授賞式が開かれ、
    ミラノ工科学大学で松木憲司が建築やデザインについて講演を行います。



    また、4月21・22日には日本の伝統的左官技術を使った実演を披露し、
    ワークショップも行われます。



     

    ワークショップ参加費:200ユーロ

    開催場所: Cascina Cuccagna, Via Cuccagna, angolo via Muratori, 2/4, 20135 Milano MI

    お問合せ: workshop@terramigakidesign.com

          http://terramigakidesign.com/

     

  • 2018年03月15日

    TERRA MIGAKI DESIGN、ミラノ工科大学での講演

    2018年4月にミラノ工科大学で講演と
    土と左官のワークショップ「TERRA MIGAKI DESIGN 土磨きデザイン」を開催致します!

    イタリア ミラノから「土と左官の文化」を発信し、 未来へと繫げていきます!




    上記の画像は、4月20日にミラノ工科大学で行われる講演のイベントチラシです。



    上記の画像は、4月21・22日に行われる「TERRA MIGAKI DESIGN2018 土磨きデザイン」のイベントチラシです。

  • 2017年10月06日

    イタリアから日本へ

    9 月 21 日から 10 月 6 日までイタリアに行っていた松木親方が日本に帰ってきます!
    グラナラ エコビレッジでのワークショップや・・・

     




    イタリア ミラノ CHIE ART GALLERY での個展「 LOAM 」開催

     


    グルノーブルでの講習会にご招待いただきフランスへ



    松木親方がフランスで講習会に参加されている期間は、蒼築舎のマルティナと吉川が個展を担当!


    松木親方はフランスの講習会を終え、イタリアへ
    道中、バスでのハプニングもありましたが無事ミラノに戻ることが出来ました!
    戻ってからは CHIE ART GALLERY の壁を左官仕上げ日本の伝統技術を披露します!




    今回の海外での活動では、より幅広く左官や土の文化について発信できたと思います!
    ご協力頂いた方に感謝します!

  • 2017年10月03日

    松木親方、フランス グルノーブルへ!

    イタリアグラナラでの講習に参加された参加者の 1 人であるマチルダさんより、
    フランスで行なわれる講習会に招待されました!松木親方 夜行バスで急遽、フランスグルノーブルへ。



    こちらは 10 月 2 日に行なわれた OMO ’ CO 主催の土の講習会の様子です。
    土の性質について勉強されています。
    触ったり、水の中に入れた土の塊の音を聴いたり、臭いをかいだりと。土への探究心!ここでもまた発見ですね!

  • 2017年09月29日

    個展「LOAM」@1日目

    個展「 LOAM 」 1 日目の様子です。



    個展「 LOAM 」が始まりました!
    Gallery のチエさんがオープニング用のチラシ寿司を作ってくださりました!ありがとうございます!



    マルティナも蒼築舎の半纏を着て説明!
    日本で学んだ蒼築舎の左官技術と知識が活かされています!

     

    こちらは展示されている土。
    さまざまな土の種類をレイアウトいたしました!

    今回は土の色と種類についてお話します。
    土にはいろいろな種類があり、色や性質が違います。
    中国の黄河流域にある土は、黄土と呼ばれる黄色い土。アフリカの大地は、赤い土でおおわれています。

    私達住んでいる日本の土にも、たくさんの種類の土があり、それぞれの土に適した草や木が生えています。
    日本の土は酸性が強く、やわらかいのが特徴です。

    日本の山に多くある土は、褐色森林土という種類の土です。
    シイやカシなどの落ち葉や枯れ枝が、腐りできたものです。色は黒みがかった茶色をしていて、
    雨水をためこみやすいのが特徴です。

    人がくらしている平野や丘に多いのが、黒ぼく土と呼ばれる黒土。
    火山灰に草が生えて、腐った枯れ葉とまざってできたものです。水はけがよく、肥料を混ぜると作物を
    育てるのにいい土になります。赤色の土は、鉄から出る赤さびによって色がついていて、 粘土分が多く、
    富士山の火山灰からできた関東ローム層の赤土が、よく知られています。

    土の色は、その中にどんな成分がふくまれているかを知る手がかりになります!
    生活している中で身近にある土、色や水はけなどの性質を調べてみるのも面白いですね!

    日本でもその土地の土がたくさんあります。再生可能な土の魅力!これからも追求していきます!

  • 2017年09月28日

    個展「LOAM」開催!@イタリア Chie art Gallery



    2017 年 9 月 28 日~ 10 月 5 日まで Chie Art Gallery にて個展「 LOAM 」を開催しております!



    こちらが Chie Art Gallery 。

     

    壁に掛けてあるのが今回の個展名でもある「 LOAM 」です。
    土にも色の違いがあり、こうしてみると絵画のようです。

    こちらは三重グッドデザイン、 OMOTENASHI Selection を受賞した Tanzaku とコヘッツイです。
    本日から個展スタートです!左官と土の魅力をイタリアから発信します

  • 2017年09月27日

    「土生土長 Back to Earth」展@北京建築大学



    北京建築大学キャンパス内にて 2017 年 9 月 16 日から 11 月 6 日まで土建築の国際フォーラムが開催されています。
    いつもお世話になっている、建築旅人の鈴木さんのご協力もあり蒼築舎のコヘッツイ四 Tanzaku を展示し、
    紹介していただきました。



    日本の左官に興味を持ってもらえれば、うれしいです!

  • 2017年09月26日

    グラナラ エコビレッジにて左官のワークショップ-2-



    こちらは日本の伝統的左官技術「大津磨き」の実演。
    松木親方の鏝さばきにはいつもおどろきです!

    そして仕上がった壁がこちら・・・



    顔が反射し映るくらいの輝き!土が光るんです!これも土の個性ですね。

    大津磨きについてちょこっと小話。
    【日本伝統の左官技術】
    土に少量の石灰とスサを混ぜた材料を塗り付け、鏝で何度も押さえて
    表面強度を堅く仕上げる工法の事を 《 大津壁 》 といいます。
    大津壁には 「泥大津」 、「並大津」 、「大津磨き」等のグレードがあり、特に【 大津磨き 】は
    土壁・最上級仕上げのひとつに数えられます。

    【 泥大津 】 とは、 泥色をした土(田んぼの土など)に石灰を混入した材料を塗り付け、
    鏝で押さえた仕上げた壁 の事です。廊下や階段など通常の土壁(撫で物、中塗り仕上げ等)よりも
    強度が必要とされた場所に用いられました。

    【 並大津 】 とは、 色土(黄土、赤土、白土、浅黄土、黒土など)に石灰を混入した材料を塗り付け、
    鏝で押さえた仕上げた壁 の事です。
    上記の 泥大津 よりも上級の仕上げで、色土の見た目が綺麗なので《 ドロマイト・プラスター 》 が
    普及するまでは、住宅では日常的に仕上げられていた工法でした。

    【 大津磨き 】 とは、 大津壁 を鏡面に仕上げた磨き壁 の事です。
    天然の土を用いて塗った光沢のある仕上げです。コテでしっかりと何度も押さえることで光沢を出す仕上げになっています。
    コテを押さえるタイミング、スピードなど高い技術が要求される工法になってきます。
    この大津磨きを正確にできる職人さんは少なく、貴重な存在となっています。
    土の持つ柔らかい光沢と壁肌が得られ、奥ゆかしい壁となります。
    (上の画像も土の光沢ですね!)

    その輝きはペンキ等の光沢とは違い、重厚感があって見る人を魅了する大変美しい仕上げです。
    雨の当たらない外壁の化粧用や階段・廊下等、人がよく通るところに施工されます。
    大津磨きは、水・空拭きの手入れによって永く光沢が保てます。
    基本的には色土(黄土、白土など)の土そのものの色を楽しむ仕上げですが、油煙を混入させた “ 黒大津 ” や
    弁柄を混入させた “ 赤大津 ” などもあり、さらに 大津磨き をアレンジした “ 鉄壁 ” もあります。

    研究を重ね、技を日々磨いてきた松木親方の大津磨き!
    とても輝いています!

  • 2017年09月25日

    9月23日・24日、グラナラ エコビレッジにて左官のワークショップ

    松木親方は 22 日にミラノへ到着し、 23 日・ 24 日はグラナラへ。



    グラナラにあるエコビレッジ!緑豊かで青い空!自然に溢れていて見ているだけで癒されます。
    こちらはイタリア KAMADO の開発や、イタリアでの活動に積極的に協力してくださる Sergio Sabbadini さんのお兄さんが
    創りあげた場所です。
    今回、場所をお借りして左官のワークショップを行いました。



    ワークショップ参加者の方達。前回参加いただいたスコットランドの方、
    5 年前にフランスグルノーブルグランザアトリエに参加してくださったフランスの方、イタリア サルディーニャ島、
    アルバからと 今回も沢山の方に来ていただきました。

    この日は、日本の壁についてレクチャー。
    皆さん熱心に参加されていました!



    ローマの女性の作業着は松木親方と似ていますね!何か通じるものがあります!

  • 2017年09月18日

    9月21日からイタリアへ!

    蒼築舎の松木親方は9月21 日からイタリアへ!
    グラナーラでの左官のワークショップ、ミラノにあるChie Art Galleryにて
    開催される個展【 LOAM 】とワークショップの為、現在日本で準備をしております!

    イタリアと日本の交流!
    今回のイタリアでの活動で、また新たな出会いと発見があると思います。

    個展のスペースを貸していただく千恵さんに、ワークショップの準備を手伝ってくださる方に、
    いつも皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。

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